ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の難易度&比較 どっちを受けたら良い?

韓国語学習

韓国語を勉強している人なら、”ハングル検定”と”TOPIK(韓国語能力試験)”の2つの試験について耳にした事があるのではないでしょうか?

名前が似ている試験ですが、この2つの試験は全く別物なんです!

そこでそれぞれの試験の違いと、どっちを受ければ良いのかについて説明していきます。

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ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の難易度&比較:試験の違い

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まずは始めに、”ハングル検定”と”TOPIK(韓国語能力試験)”はどのような違いがあるかについて見ていきましょう。

ハングル検定

ハングル検定はハングル能力検定協会によって実施されており、日本でのみ受験することのできる試験です。

日本語母語話者を対象としており、問題は全て日本語で書かれています。

つまり、日本人のために作られた韓国語の試験です。

レベルと合格ライン

1級〜5級の各級に分かれており、それぞれ別に受験する必要があります。

3, 4, 5級は100点満点中60点で合格、1,2,準2級は70点で合格となります。

また、1級のみ2次試験(面接)を受ける必要があります。

実施頻度

ハングル検定は年2回、日本全国の主要都市にて実施されます。

春季:6月 第1日曜日

秋季:11月 第2日曜日



TOPIK (韓国語能力試験)

TOPIKは大韓民国教育省・国立国際教育院が主催しており、世界76ヵ国で実施されている試験です。

TOPIKは韓国語を母国語としない人に向けて作られた試験で、英語でいうTOEICと同じ様な試験だと考えるとわかりやすいと思います。

試験問題、成績通知標は全て韓国語で書かれています。

レベルと合格ライン

TOPIKはI(初級)とⅡ(中・上級)に分かれており、試験のスコアにより級が決まります。

TOPIK Ⅰは200点満点、TOPIK Ⅱは300点満点となっており合格点に達していない場合は不合格となります。

実施頻度

日本では年3回、韓国では年6回実施されます。

すぐに資格が必要な人は、日本での受験を待たずに実施頻度の高い韓国で受験することもできます。

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ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の難易度&比較

ハングル検定とTOPIKの難易度をグラフでまとめました。

上に向かって難易度が高くなっていてハングル検定では1級が最上級、TOPIKでは6級が最上級と異なるのでしっかりチェックしましょう。

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ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の難易度&比較:どっちを受験するべき?

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私はどちらともの試験の受験経験がありますが、ずばりオススメするのはTOPIK(韓国語能力試験)です!

TOPIKは自分の実力を確かめるためにも、資格として使う際にも役に立ちます。

TOPIKがおすすめの理由①:全世界共通の資格である

日本国内で韓国語の能力を証明できるハングル検定と違い、TOPIK(韓国語能力試験)は全世界において能力を証明する事ができます

留学をする際や、日本にて韓国系企業に就職する際にもハングル検定よりもTOPIKのスコアを持っている方が役立ちますよ。

TOPIKがおすすめの理由②:級に縛られず、チャレンジできる

ハングル検定はそれぞれの級ごとに受験しなければなりませんが、TOPIKは初級と上級に分かれていているだけでスコアによって級が決まります。

なので自分の実力がわからない場合でも、試験を通して韓国語の能力がどこまで上がったか力試しをする事ができます。

また複数の級を併願する必要が無いので、コスト面でも抑える事ができます。

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ハングル検定とTOPIK(韓国語能力試験)の難易度&比較:まとめ

以上、韓国語の2つの試験の違いについて紹介しました。

韓国語の試験はハングル検定とTOPIKがありますが、下記の理由から私はTOPIKを受けることをおすすめします!

・全世界共通の資格なので、どの国に行っても実力を証明できるから。

・受けた結果により級が決まるから力試しができるから。

試験に向けて韓国語の勉強を頑張りましょう。

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