コロナ禍における客室乗務員・グランドスタッフ就職について エアライン志望のままでは危険?

エアライン

21年卒、または転職で客室乗務員やグランドスタッフのエアライン業界への就職を考えていた人も多いのではないでしょうか?

ですが、コロナウィルスの影響により採用だけでなく航空会社自体が機能していないのが現実です。

このコロナ禍の状況でエアライン業界で働くという夢を諦めなければならないのか、どんな準備をして備えれば良いのかについて紹介していきたいと思います。

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コロナウィルスの影響で大手航空会社が採用を中断?

出典:日本航空株式会社


コロナウィルスの影響により、JAL ANAが新卒採用の中断を発表したことが大きなニュースになっていますね。

また、大手航空会社の新卒採用だけでなくてもエアライン業界の採用がほぼ完全にストップ(募集取り消し)しているのが現状です。


現役の客室乗務員 グランドスタッフも在宅待機をせざるを得なくなったり、エミレーツ航空を始めとする海外の航空会社は大幅な人員削減も検討されています。



このような前代未聞の不況で、エアライン就職はかなり厳しい状況にあると考えます。

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コロナ禍の中 エアライン市場に希望はある!?

Airport terminal Free Photo

JALやANAの大手でも採用が中断されるなんて。。
もうエアラインは諦めなきゃいけない?


結果的に言うと、私はエアライン業界には希望があり エアライン就職を諦める必要はないと考えています。

現在はコロナウイルスの影響で国内外の移動は減少していますが、今後世界のグローバル化がより進み飛行機は再び無くてはならない存在になります。

世界の不況が回復すれば、また絶対に必要になる職種だといえますね。

コロナ後 数年は就職が安定しない

しかし、エアライン業界に希望があるといっても 今すぐ求人が増えるわけではありません。

IATA(国際航空運送協会)はエアライン業界が回復するまでには、下記のような期間がかかると予想しています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で急減した国際線の需要が、2019年の水準に回復するのは2024年になるとの見通しを現地時間5月13日に発表した。

出典:https://www.aviationwire.jp/archives/202424


つまりエアライン業界は2024年ごろには回復していきますが、それまでは求人がなかなか出なかったり 徐々に増えてくと予想されますね。

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コロナ禍から数年後は大きなチャンス?

Arrow door in dark room Premium Photo

エアライン業界の完全な回復は数年後だと予想されていますが、私はこの時期のエアライン就職は大きなチャンスになると考えます。

2024年からは、2019年と同じように定期的な採用が必要になる

国内外の航空会社では、毎年複数回の採用を定期的に行っています。

エアライン業界は離職率も高い業界なので、その分 採用も必要になって来ます。


2024年ごろからは、2019年と同じように通年を通して採用がコンスタントに行われると予想されます。

人員削減した航空会社ではスタッフ不足が予想される

また、それだけでなくエアライン業界の回復と同時に大量採用する航空会社も出てくると予想されます。

コロナウイルスの影響で人員削減した会社には、十分なスタッフが残っていません。

そこで、その分沢山の人員が必要になってくるからです。

アフターコロナはエアライン就職のチャンス

なので、多少時間はかかってもアフターコロナはエアライン就職のチャンスが沢山あると思っていて良いと思います。

それまでに万全な準備をしておきたいですね。


エアライン雑誌をこまめにチェックして、今後どのような変化があるのかを把握することも大切ですね。

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新卒では一旦 別の会社に入社しよう


2024年ごろにはエアラインの求人が増えることはわかったけど、2021年や2022年に卒業する人はどうしたらいいの?


いくらエアライン業界が今後回復すると言われても、学生の皆さんは今後どうしていけば良いのかわからなくなってしまいますよね。


そこで私は一度新卒で別の会社に入社し、時期を見てエアライン業界に転職をすることをおすすめします。

学校を卒業してエアラインの募集が始まるのを待っているのは、いつまで待てばよいのかもわからずリスクがあります。

エアラインは中途採用も多い

エアライン業界は他の業界と比較しても、中途採用が多い業界です。

私も中途採用で客室乗務員になりましたが、同期の中には メーカー勤務・英語教師など様々な前職を持つ人もいました。

なので、”新卒採用”にこだわり過ぎる必要が無いということを理解してもらえたらと思います。

同職種じゃなくても転職しやすい

また航空業界ではもちろんサービス業からの転職が多いのは事実ですが、まったく別の業種から転職してくる人も少なくはありません

そこで、私がおすすめしたいのが2番目に自分がしてみたい職業に新卒採用でチャレンジすることです。

例えば、”エアライン志望だけどデザイン関係の仕事も興味がある!”という人なら、ぜひデザイン関係の仕事を新卒でしてみて下さい。

時間を有効に使い、新しいことにチャレンジする良い機会になると思います。

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コロナ禍における客室乗務員・グランドスタッフ就職:まとめ

以上、コロナ禍における客室乗務員・グランドスタッフ就職について紹介させて頂きました。

採用が中断され苦しい時期ではありますが、今できる事をこなして頑張りましょう!

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